今回の映画スーパーマンはデイリー・プラネットで新聞記者になる前のお話で、レックス・ルーサーは出てきません。
ヤング・スーパーマンで可愛かったラナも出ません。スーツからスーパーマンのコスチュームに着替えることもないです。
内容
スーパーマンman of stealマン・オブ・スティール、あらすじネタバレ
惑星クリプトンは資源が枯渇し壊滅状態だった。ゾッド将軍は惑星を支配しようとして元老院たちを殺害する。
ジョーエルは、生まれたばかりのカル・エルを地球に送る。そして、ゾッド将軍はジョーエルを殺害したが、結局捉えられて、ファントム・ゾーンに島流しになる。
地球に送られた赤ん坊は、農場の夫婦にクラーク・ケントとして育てられる。
クラークは力を隠しながら成長する。そして年月がたったあるとき、ゾッド将軍が地球を訪れ、地球を第二のクリプトンにしようとした。また、クラークからコデックスを奪おうとする。しかし、コデックスはクラークの体内に血液、遺伝子として封入されていて物質的に奪えるものではなかった。
クラークとゾッド将軍が対決する。そして、クラークはゾッド将軍を殺し、地球は救われる。
そして、クラークは新聞社に務めることなる。
感想
ヘンリー・カヴィルのかっこいいスーパーマンなので、ほとんど感想もすごいねとしか言えません。
そして、スーパーマンは赤いパンツを履いていません。赤いパンツはダサかったからでしょうかね。
最初のほうで、漁船に乗っているときに、漁猟付近の石油の採掘基地で火災があり、爆破から人を助けるために、倒れてくる支柱を支えるスーパーマンをみて、力が入って見てしまいました。このところが良かったです。影となって人を助けるスーパーマンの心情が描かれています。
残念なのがエイミー・アダムスの可愛らしさがあまり表現されておりません。記者として気骨のある記者魂だけが表現されていました。
批評家の評価としては、可もなく不可もなしという評価みたいで、ある批評家はユーモアも楽しみもないという辛口の評価でした。
このマン・オブ・スティールのスタッフで北斗の拳を作ってもらえたら、ラオウの剛の拳が凄まじくかっこいいと思いました。
スーパーマンと漫画ナルトの類似点
スーパーマンman of stealマン・オブ・スティールをみて、少年ジャンプに連載されているナルトと両親の死別が似ていると思いました。
スーパーマンの場合では、父親と母親が惑星滅亡の前にクラーク・ケント(カル・エル)を地球に送り、子供のために死亡します。
そして、ナルトの場合は、ニセマダラによる襲撃により、木の葉の里が尾獣九尾によって破壊されそうになり、ナルトの父親である4代目火影ミナトは、尾獣を抑えこむために、敢えて赤ん坊のナルトを人柱力にして尾獣である九尾を封じ込めます。屍鬼封尽(しきふうじん)によりミナトは魂を吸込まれて死に、母親も出産と尾獣九尾から受けた傷が元で死にます。つまり、どちらも子供のために自己犠牲となりほぼその場で両親が死亡するのです。そして、成長したところで、両親がいわば亡霊、コンピュータに記憶されたメモリーとなって子供にアドバイスしたり励ましてくれます。
ここにきて、ようやくスーパーマンとナルトの構成が同じだということに気づきました。
意外と同じシチュエーションなのに、気づかないことがあるものです。
まさに、脚本はアレンジが大事だということに気づきました。
ナルトの出生については、ナルト53巻の感想ネタバレでお読みください。