内容
電王戦×TOYOTA リアル車将棋 羽生名人対豊島七段 2015年2月8日 勝敗は羽生名人の勝ち
人間将棋は今までもありました。今度は自動車将棋です。
将棋盤に配置された実際の自動車はどのようにして移動するのか?そして、成り駒をどう表現するのか?
両対局者は通常の対局と同じような感覚で指しては時間が足りなくなるかもしれない。車の移動時間を考慮して指さなければならないためです。
どのような工夫があるのか非常に楽しみな自動車将棋です。
【開催日時】2015年2月8日 10時、10:45対局開始予定
【対局会場】西武ドーム
【対局者】 羽生善治名人 vs 豊島将之七段
公式サイトリアル車将棋公式サイト
ルール概要
必要であれば相手の駒に乗り、動かすことができる
車の移動
・両対局者にそれぞれ、5名のドライバー、 監督、サポート棋士がつく
・サポート棋士の助言を受けて、監督が5名の ドライバーに指示を出し、車を移動させる
対局 感想
[note]勝敗結果:羽生名人の勝ちでした。[/note]
車の上に大きな駒を載せ、側面に各駒の名称をプリントしています。
将棋盤に並んだ駒自動車のそれぞれの幅はバランスよく配置されています。車2台が通れるかどうかの幅です。
解説:青野照市九段 糸谷哲郎竜王 森内俊之九段 中村太地六段
木村八段、香川女流王将
豊川七段、中村桃子女流
・羽生名人側の自動車駒
サポート棋士:長岡五段
歩:初代ヴィッツ
香車:MR-S
桂馬:初代bB
金:初代プリウス
銀:アルテッツァ
角:ランドクルーザー
飛車:カローラレビン
王:トヨペットクラウン2代目
・豊島七段側の自動車駒
サポート棋士:船江五段
10時59分対局開始
先手豊島七段、後手羽生名人
駒の動きをマイクで発生する豊島七段。
先手、76歩 後手、84歩。
ドライバーが車まで走って乗り込んで駒を進めます。
ドライバーは駒のある自動車まで走っていきます。
ちゃんとシートベルトを締めて運転します。
各対局者は、それぞれ別の部屋が用意されていて、通常の将棋盤を前にして検討します。
どちらも居飛車
青野照市九段(途中退席) 、木村八段、香川女流王将が大判解説です。
成り駒は、板を外して下に書かれた文字を表示させる方法でした。
(画像2−4)
11時14分
ドライバー大変です。自動車駒までダッシュしなくてはいけません。
画像5
羽生名人
11時35分
古田さんが登場
11時53分
羽生名人サイド
山口女流がレポーター役です。
12時半
昼食休憩
ドライバーたちと一緒にお弁当を食べる羽生名人
画像7
取材陣が昼食休憩の様子を撮影。かなり多い
ニコニコ動画の放送はそのまま継続です。
午後1時半 対局再開
解説は豊川七段、中村桃子女流
13時58分
テリー伊藤、登場
画像8
自動車の話題で解説が進みます。
15時18分
糸谷哲郎竜王登場
15時30分
おやつ休憩、通常の対局では休憩時間はないみたいですが、今回は休憩(時計止まる)となってます。
ドライバーのチームと一緒におやつ休憩だそうです。
豊島七段:いちごショートケーキ
羽生名人:モンブラン
おやつをレポートする糸谷竜王
画像10
食べた感想をまじめに答える竜王
16:00
おやつ休憩からの対局再開
16時31分
西武ドームは寒そう。ドームでありながら密閉型ではなくて、屋根がついただけで、側面側が空いているタイプだそうです。気温は外気温とほぼ同じ
16時40分
と金ヴィッツは屋根の駒を剥がすのではなく、別の車を用意
羽生名人、同玉でと金を取ります。
16時44分
ちょっと検討中
豊島七段が優勢
17時49分
佐藤九段と室屋女流が解説
18時休憩
18時30分再開
19時15分
19時20分
羽生名人、69銀で金を狙います。
19時29分
羽生名人、優勢
19時37分
豊島七段投了、羽生名人、勝ち
やっぱり強かった