英語原著Chicken Soup for the soulの要約というか翻訳で、単語の意味や解釈を間違っていることもあります。(チェック済)
内容
感動した物語、、涙の物語、荒んだ乾いた心の栄養書 心のチキンスープChicken Soup for the soul、和訳、翻訳
心にだって栄養が必要です。体と同じように栄養がなければ病気になります。風船と同じで空気を入れなければしぼんでしまいます。心に潤いを与え豊かな生活を送りませんか?心の栄養、涙の物語、ほっとしたい気分になりたい物語があります。
和訳チキンスープ本を読んで感動したいと思ったことはありませんか?
涙を流して心をすっきりさせたいと思いませんか?
心が荒んで乾燥していませんか? 心が栄養を求めていませんか?
涙、愛、感動
・他のリンク
- 心のチキンスープの和訳Chicken Soup for the soul、感想|贈り物(たまたま同じバスに乗り合わせた乗客の心通う贈り物です) The Gift(英語)、Risking リスク(障害のおそれ)
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- Chicken Soup for the soul(英語版) 和訳 心のチキンスープの感想2|A Brother Like That:彼がしたように、Follow Your Dream :あなたの夢に続け(夢を追い続けろ)
- 感動したい本、癒されたい方、心のチキンスープ、Chicken soup for the soul 感想 3|なにげない行動(あたりまえの行動)から、A simple Gesture
- 心のチキンスープの和訳、感想、二人の修道士、悟りとは難しい|Two Monks Chicken Soup for the soul(英語版)
たまに感動して涙をながすような気分になりたい時があります。
音楽を聞いて気持ちよくなることもあれば、小説やまんがを読んで、感動したいときがあります。
こころのチキンスープは、短いショートショートの物語で、感動できる内容です。
なにげない行動(あたりまえの行動)から
マークは、学校からの帰宅途中だった。マークの前を、少年がたくさんの荷物を抱えて歩いてたのが見えた。
すると、その少年は、持ち運んでいた荷物を道に落としてしまった。
マークは、なにやら大変そうだなと思って、落とした荷物を拾うのを手伝ってあげた。
彼らは、帰る道が同じだった。
マークは、少年のうちまで荷物を運ぶのを手伝ってあげた。
少年の名前は、ビル。
ビルは、ガールフレンドと別れ、また、その他諸々で大変だったらしい。
マークは、ビルのうちで、テレビを見たり話をしたりして楽しい時間を過ごした。
その後、彼らは、中学、高校と進んでも交友を深めた。
ある日、ビルがマークに話した。
「君と初めてであったとき、多くの荷物を運んでいたのを変だとは思わなかったかい?」
「あの荷物は、いろいろなことがあって嫌になって、自殺する前に、学校のロッカーを整理しておきたかったんだ。」
「でも、君が、あの日落とした荷物を手伝ってくれて、君とゲームやテレビの話をして、楽しかったんだ。だから、自殺をするのを止めたんだ。」
「マーク、あの日、君は僕の本を拾ってくれただけでなくて、たくさんのものを拾ってくれたんだ。僕の命も。」
「贈り物 The Gift」
老人が花束を持ってバスに乗っていました。
バスには、数名の乗客がいました。
バスに乗っている女性の一人が老人の花束をときおり見つめていました。
その様子に老人は気づきました。
老人はバスから降りる時に、花を見ていた女性に
「花がお好きなようですね。私の妻がきっとあなたにもらって欲しいと思っているでしょう」
といって自分が持っている花束を女性に渡して、バスから降りました。
花束を受け取った女性はちょっとびっくりしたようです。
そして、老人は墓地の中に歩いていきました。
<感想>
彼は、亡き妻に会いにって今日の報告をうれしそうにするのでしょう。
Risking リスク(障害のおそれ)
2つの種が春の肥沃な大地の中にそれぞれまかれていました。
1つ目の種は言いました。
「早く成長したいわ。根っこを地面深く伸ばして栄養を吸い取りたい、そして、地球の地層から芽を突き出したいわ。春の訪れを告知するようにバナーみたいに蕾を広げたい。
私は、太陽のあたたかみを顔に浴びたい。そして、花びらに朝の祝福を受けたいわ。」
そして、種は成長しました。
2つ目の種は言いました。
「とっても心配だわ。地面に根を伸ばせば、どんなことがおこるかわからないわ。私が硬い土壌に芽を伸ばせば、私のデリケートな芽がダメージを受けるかもしれない。もし、蕾を開けば、かたつむりが食べるかもしれない。もし私が花を咲かせれば、小さな子供が私を地面から引っこ抜くかもしれない。安全だとわかるまで私はじっと待っているわ。」
そして、彼女は待ちました。
鳥がやってきて、餌を探すために地面をつつき始めました。そして、2番めの種を食べてしまいました。
教訓
リスクや成長を拒むものは、人生に翻弄されるだろう。
エミー・グラハム、(メイク・ア・ウィッシュ)
私は、ワークショップが開催される教会に向かった。
講演するためだった。
私が教会に入ると、ボット先生が私に言った
「あなたはメイク・ア・ウィッシュ(望みをかなえる)財団というのを知っていますか?
エミー・グラハムという少女がいます。実は、彼女は白血病であると診断されました。彼女の余命は3日間です。
そして、彼女の最後の望みはあなたの講演に出席することなんです。」
この話をきいて私はショックだった。信じられない話だった。
残り少ない時間で、彼女は私の講演に出席したいと考えていたのだ。
たいていは、ディズニーランドに行きたいとか、シルベスタースタローン、アーノルドシュワルツといったハリウッドスターに会いたいと思うことだろう。
そして、エミー・グラハム本人と対面した。エミーは化学療法の治療をしており弱々しく立っていた。エミーは17歳で2つの夢を持っていた。
ひとつは高校を卒業すること、もうひとつが私の講演に出席することだった。医者は、2つとも無理だと思っているらしかった。
そして、両親を紹介されたときに、私は、目に涙がたまってきた。
講演の当日、私は、エミーを壇上に呼んだ。
会場にきている聴衆は、立派な人間になろうと勉強し努力している人たちだった。
そして、会場に来ているみんなにエミーを紹介し、エミーの病気が良くなるように癒しのエネルギーを送ってもらった。
その後、なんとエミーは、病状が回復した。そして、2年後結婚した。
私は、癒しのパワーを過小評価することが無くなった。いつでも最善のことをすべきだ。
「子犬売り出し中」
子犬と男の子 脚が不自由な子犬を飼う少年のお話
子犬売り出し中とドアに張り紙がしてあるペットショップがありました。
そのペットショップに男の子が子犬をみにやってきました。
かわいい子犬たちの中に、1匹だけ足の悪そうな子犬がいました。
男の子は、店員に聞きました。
「店員さん、この犬、どこか悪いの?」
店員は、
「ああ、その犬は生まれつき足が悪くて他の犬のようにうまく走れないんだ。」
男の子は少し考えて、
「この犬ぼく買います」
「でも、ぼくこれだけしかお金を持っていないので、残りは、毎月ぼくのお小遣いから払います。」
店員は、他の子犬を勧めました。
「その犬だったら、ただであげるよ。でもその犬はやめた方がいいね。もっと他の子犬もいるよ。」
「その犬は、大きくなっても足が悪くて君と一緒に走れないかもしれないんだよ。」
男の子の足には、矯正用の器具がはめられていました。
男の子は、
「ちゃんとお金は払います。ぼくはこの犬がいいんです。だって、僕だって、自分一人ではうまく走れないんだ。この犬だって誰かの助けが必要なんだよ。」
「求めて、求めて、求めて(または、「求めろ、求めろ、求めろ」、「頼め、頼め、頼め」)」ask, ask, ask
夢を求めて実現した少女のお話
母子家庭のマーキタちゃんには、夢があった。お母さんと一緒に世界一周をすること。
あるとき、マーキタちゃんは、ガールスカウトでクッキーを一番売った人に、世界一周の旅行券が贈呈されることを知る。
そこから、彼女の猛烈な意欲がわいてでる。
彼女は、毎日学校の授業が終わると、ガールスカウトの制服に着替えクッキーを売りに行く。売れるときもあれば売れないときもあった。
そして、毎日クッキーを売っていると徐々に、クッキーが売れる場所と時間帯がわかってきた。それによって、売り上げは一気に増えた。
その後、とうとう、彼女は母親と一緒に世界旅行をすることができた。
そして、彼女は一躍有名になった。
マーキタは他の人よりすばぬけて賢いわけでも無く特に外交的というわけでもありません。違いは、頼んで頼んで頼む(求めて求めて求めまくる)という売り方を発見したことです。
多くの人は始める前から、失敗しています。彼らが欲しいものを要求して失敗するのです。拒否される恐怖は、自分と夢を拒否することになります。何を売ろうとも誰にもチャンスがあるというのに。
そして、全ての人は何かを売っています。例えば、学校の先生は、授業で生徒に教育を教えていることがセールスです。大統領や市長は、人気をとることで票を獲得します。私の母はウェイトレスをして料理を売っています。
私の知る限り誰もが何かを売っています。
あなたがしたいことを誰かに頼むには勇気が必要です。
勇気とは恐怖をなくすことでは無く、恐怖がありつつ実行することです。
それをマーキタは理解し、簡単で楽しく実行しました。
あるテレビの番組でマーキタが出演しました。
プロデューサーは彼女にガールスカウトクッキーを番組の観覧者に販売することを提案しました。
彼女は、ある男性に向かって
「1ダースか2ダースのガールスカウトクッキーはいかがですか?」
男性は答えました。
「ガールスカウトクッキーだって? そんなもの買うもんか!」
「俺は、刑務所長なんだぞ。2000人の強盗、盗人、殺人者たちを毎日ベッドに押し込んでいるんだ。」
マーキタさんはすぐに応答しました。
「これらのクッキーを買えば、あなたは怒った悪魔みたいに見えませんよ。」
「そして、私に良い考えがあります。このクッキーを囚人たちにプレゼントするんです。」
すると刑務所長は、小切手にサインしました。
「かわいそうなボプシー」難病で消防士になることを夢見た少年
・難病で消防士になることを夢見た余命わずかな少年のために消防署が励ましてくれたお話
余命幾ばくもない入院中の少年ボプシーの夢は、消防隊員になることだった。
お母さんは、息子のために、消防署に行き息子の夢をわずかながらでも叶えられないか相談する。
消防署では、地域に住む少年少女のために、彼らを消防車に乗せることがあった。
話を聞いた消防署は、ボプシーを消防車に乗せる。
うれしがるボプシー。
しばらくして、とうとう、ボプシーの容態が悪化する。
家族は、もうボブシーがダメだと言うことを悟る。母親は絶望に悲しむ。
ボブシーの容態を聞いた消防隊員は、ボブシーがあこがれた消防車でボプシーの病院に駆けつける。
そして、消防隊員がはしごを使って、ボプシーのいる病室の窓から登場し、ボプシーを励ます。
ボブシーは、隊長に尋ねた。
「隊長、ぼく、本当の消防隊員になれたかな?」
隊長は、
「もちろんだとも。」
それを聞くとボブシーは最後に弱々しくほほえむ。そして息を引き取った。
(無理に感動させるようには書かないようにしていますが、この和訳を書きながら涙でてしまいました。歳をとっているので涙もろいです。)
「ハグ大好きな裁判官(判事)」ハグによって人が楽しくなるお話
ハグが大好きな裁判官は、だれかれとなくハグをする。(判事のほうがよいのでしょうか。)
シャンピロさんは、元裁判官でした。
彼の元同僚たちは、シャンピロさんのことを「ハグ好きの裁判官」と呼んで親しんでいました。
つまり、シャンピロさんは誰彼となくハグをすることが好きなひとでした。
ハグをして小さな赤い気持ちを交換しましょう。
ある会合で、シャンピロさんが講演をしました。
その講演を取材していた地元のテレビ局のプロデューサーがシャンピロさんに提案しました。
「あなたはだれでもハグできるんですか?」
「だったら、私が指名する人とアポイント無しでハグしてください。」
プロデューサーは、疑っているようです。
シャンピロさんはその申し出を受けました。
最初は、通りを歩いている女性です。
道路のパーキングメータをチェックしている女性です。
なんなくハグしてくれました。
テレビ局のプロデューサーは、こんなのたやすいと思いました。
次は、バスの運転手です。なんともいかつい体格の運転手です。ハグしてくれました。
テレビ局のプロデューサーは、あきらめました。
次にシャンピロさんはプロのピエロの友人と一緒に病院を訪れました。
ここにいる患者は末期患者でした。シャンピロさんたちは、真心をとどけるために医者、看護婦、患者たちとハグしました。
「一度に一つずつ」わずかでも何か役に立つというお話
あるビジネスマンが、海岸を歩いていると地元の男が、浜辺から海へ向かってなにかをほうり投げていた。
翌日も地元の男が、浜辺から海へ向かってなにかをほうり投げていた。
気になったビジネスマンは、何を投げているのか知りたくなり、地元の男の近くによってみた。
地元の男は、浜辺に生きて打ち上げられた生きたひとでを、海に向かって一匹ずつ放り投げていた。
ひとでを生かすためである。
しかし、浜辺には、たくさんのひとでが打ち上げられていて、地元の男一人では到底、全部のひとでを救うことはできなかった。
ビジネスマンは、無駄なことをしている男だと、地元の男のことをそう思った。
翌日も地元の男が浜辺で、同じことを続けていた。
ビジネスマンは、男に尋ねた。
「こんなにたくさんのひとでがいるのに、あんた一人で何ができるんだい?」
男は、
「ほら、ひとで一匹生かすことができたよ。」
A Brother Like That:彼がしたように
ポールは、兄からクリスマスプレゼントにスポーツカーをもらった。
その車を会社のそばの通りに止めていると、少年がそのスポーツカーを羨望のまなざしで眺めていた。
少年は、ポールに
「このかっこいい車は、あなたの車ですか?」
と聞いた。
ポールは、兄がこの車をプレゼントしてくれたと話す。
驚く少年。
ポールは、少年を車に乗せて彼の家までドライブする。
家の近くになると、少年は、家の前で止まって、少し待ってもらえないかとポールにお願いする。
少年の家の前につくと、少年は、家に入り、弟を連れてきた。弟は体が不自由そうだった。
そして、少年は弟にある約束をする。
「いつかきっと、お兄ちゃんがおまえにこんなかっこいい車をプレゼントしてやるからな」
Follow Your Dream :あなたの夢に続け(夢を追い続けろ)
ロバートは、馬の牧場を所有していた。そして、私にどのようにして成功したのかを教えてくれた。
ロバートは私に話してくれた。
ロバートが少年の頃、彼の父親は馬のトレーナーでレース場からレース場へ、牧場から牧場へと移動する生活をしていた。当然ながら、少年のロバートも父親と一緒について引っ越し、学校は転校しなければならなかった。
その影響により、ロバート少年は高校に通うことが困難な状態となった。
その当時、彼が授業に出席したときに、将来何になりたいかをレポートとしてまとめる宿題が出された。
ロバート少年は、馬の牧場のオーナーになる夢をレポートに書いて提出した。
その後、その夢のレポートの評価は最低の評価だった。そして、放課後に教師のところにくるよう指示された。
少年は、なぜ評価が低いのか教師に尋ねた。
教師は、
「君が書いたレポートは、実現不可能なものだ。君にはお金もコネもない。だから、こんな実現不可能な夢を書かずに、もっと現実的な将来のレポートを書き直しなさい。」
と指示した。
少年は、教師からの指示にひどく悩み、父親に相談した。
父親は、ロバートに自分の進路は自分で考えて決めなくならない。しかし、これは非常に重要な将来の目標だと話しました。
ロバート少年は、教師の指示には従わずにレポートを書き直さず、前回と同じ内容を提出した。
その後、そのロバート少年は実現不可能と思われた馬の牧場主となり、大きな屋敷も所有することとなった。
2年前、彼の牧場にかつての教師が、少年達をつれて1週間ほどキャンプした。
キャンプが1週間たって教師が牧場を去るときに、かつての教師が、
「私は、生徒の夢をつぶす教師だった。幸運にも、君は、あきらめずに夢を叶えた。」
誰も君の夢を奪えない。君の夢に続け(夢を追い続けろ)。どんなことがあろうとも。