内容
絵画教室に参加した感想、世界堂のデッサン・水彩画・油絵画のアートカルチャー デッサン教室
世界堂6階
デッサン・水彩画・油絵画のアートカルチャー
2015年5月4日
3,090円
汚れてもよい服装 手ぶらでOK
・絵画教室に行ってみた
世界堂で絵画教室が開催されているのを見たことがあったので、ネットで検索して申し込みました。
世界堂については、以前務めていた会社の近くで、よく暇つぶしに文房具を見ていたので場所は知っていました。
絵画教室に行こうと思ったのは、漫画がすきなので絵を書いたりしますが小中学校の美術の時間に習った程度なので美術に関する知識は少なく、絵画教室でどういった内容を指導してもらえるのか興味があり、今回1回お試しコースに参加しました。
個人的には、似顔絵の指導をしてもらえるほうが良いのですが、調べてみるとデッサンコースとかになるみたいで、しかもコースはある程度回数が決まっています。いわゆる教えることを教えたら終わりであとは自分で腕を磨きなさいということみたいです。そのため、一人で絵を描くのがつまらず多少数名の人と集まって絵の評価をしたいという場合はなにかサークルを見つけてそこに参加する必要があるようです。無理にサークルに参加する必要はないのでしょうけど。
まず、世界堂の絵画教室はネットか電話で予約します。なお予約時に金額を支払う必要はありません。費用は当日支払うみたいです。
申し込みサイトのページに絵画教室の実施日が表示されているので、希望の日をクリックします。毎日開催ではなく、時間も30分刻みでまちまちといった感じ。そのため、休みが平日の場合はなかなか希望の日を決められないかもしれません。
当日。何も用意する必要はないということだったので、手ぶらで参加。
時間は2時間で3090円でした。
世界堂新宿店の6Fはエレベーターのほうが便利です。5Fから6Fは階段になるのでちょっとわかりにくいです。
絵画教室・感想
参加者は1名。しかし、同じ教室内には、他に3人ほどいて同じ先生が教える混合型の指導でした。実際に静物を見ながら鉛筆で描いていきます。
先生の名前を聞きそびれました。細い感じのメガネを掛けたゆったりとした感じの先生でした。
はじめに何を描きたいか聞かれたのですが、複雑なものは難しいと思ったので、思いっきり単純なマグカップにしました。
しかし、描いてみるとなにげに難しい。しかもイーゼルに向かって手を伸ばして描くので腕が疲れてしまいました。2時間もかけて絵を描いたのは小学校以来ではないでしょうか。
そして新しい発見もありました。
1.鉛筆を分けて使う。アタリマエのことですが、いままであまり、鉛筆を使い分けてきませんでした。
今回は、教室の備品を使い、HやBを使用して、薄いところをHで描いて、濃いところをBを使うなどしました。今までは、ほとんど同じ方の鉛筆だけを使っていましたので、鉛筆の使い方がよくわかりました。
2.濃淡を意識する。これもアタリマエのことですが、指導されてみて改めて気付かされました。
絵画教室に通うかどうかについては、時間と内容の相談になると思いました。結局のところ、先生から教えてもらうことも大事ですが、毎日ヘタで技術が拙くても書き続けることが絵の上達につながると思いました。
また、自分が指導して欲しいテクニックがあったとしてもその部分だけを教えてくれるような絵画教室は少ないし、あったとしても時間や料金、場所等によりなかなか指導を受けられないことも多いと思います。
結局は本人の頑張りが絵の上達への近道だと思いました。でも教えてもらうと、上達のスピードは格段に変わると感じました。
・絵がうまくなったか、評価は
すぐには絵がうまくなることはなさそうですが、いままで美術に関して人から習ったことがなかったので初めて教えてもらってちょっと絵の描き方に対してスキルが上がったような感じがしました。
まさに、サッカーや野球で経験豊富な指導者にきちんと教えてもらうような感じでしょうか(スポーツの教室に通ったことも教えてもらったこともありませんけど)。
2時間約3千円を高いと見るか安いととらえるかについて、映画代(約1800円換算)よりはちょっと高いですが、非常に良い経験だったと思います。
美術のハウツー本に書かれている文字による内容よりも実際に教えてもらうことでいろいろと得るものがあったように思います。文字で得られる情報よりも、実際にその場にいて視覚と感覚で得られる情報量の違いということでしょうか。
教えてくれる美術の先生の鉛筆の使い方等を直接見ると、線を描くときの鉛筆の握り方、腕の動かし方など勉強になったと思います。
まさに、見よう見まねということでしょうか。
実際に描いたマグカップです。この絵のために2時間使いました。なお、途中途中で先生が加筆してくれているので、私がゼロから描いたわけではありません。
描き始めは、マグカップでもなくて、水をいれることのできない凹んだ円柱形でした。