バクマン。1巻から9巻の感想、ネタバレとあらすじ
「バクマン。」は漫画家を目指す真城最高ましろもりたかと高木秋人の二人が、少年ジャンプ編集部の担当編集者と共に、ライバルたちとしのぎを削って、少年ジャンプで一番の作品となるべく、マンガを描く姿を描いた物語です。
藤子不二雄のまんが道とは少しちがった視点、内容です。
マンガ道はおもに、藤子不二雄を中心に、手塚治虫、友人作家たちをからめたストーリーで展開していきます。
バクマン。は、作家に加えて、少年ジャンプ編集者とのからみが多い作品であり、少年ジャンプのアンケート至上主義を前面にだしたストリー展開となっています。
特に、背景の書き込みが非常にすばらしく、鉛筆立ての鉛筆一本一本の描写、机に置かれた書籍すら、丁寧に描かれています。
これから、少年ジャンプにマンガを投稿しようと考えている人には非常に参考になるのではないでしょうか、もちろん、バクマン。に描かれた内容すべてが少年ジャンプ編集部で通用するとも限らないでしょう。
でも、全く知らずに、マンガを投稿するよりは、知っておくと今後の参考になるのでしょう。
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バクマン。1巻の感想、ネタバレとあらすじ
(1)14歳の少年、最高は同級生秋人シュージンとマンガを描くことになる。
シュージンは絵の上手い最高に目を付けていた。シュージンは学校の成績が一番の秀才だったが、良い大学、良い会社に行きたいと思っていなかった。
そして、最高は小さいときから絵の才能があった。
最高には、小学6年生の時に死んだ漫画家の叔父がいた。
(2)亜豆あずきに告白、プロポーズ
同級生のあずきは、声優になるのが夢だった。最高は漫画家になって、マンガがアニメ化になったときに、アニメのキャラクターの声優にあずきを起用する約束をする。
そして、その夢が叶ったらら、結婚して欲しいとプロポーズをする。
すると、返事はなんと、
OKだった。
(3)マンガを描き始める二人
原作はシュージン。作画は最高。
作業場所は、亡き叔父の仕事場だった。
(4)新妻エイジが手塚賞準入選。
同年代の新人がいることを知り、最高と秋人は刺激を受ける。
(5)マンガの原稿を書き上げて、集英社に持ち込む二人
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バクマン。2巻
(1)集英社の少年ジャンプ編集者、服部哲と初めて面会する。
二人はそこそこの評価をもらい安心する。
服部は話す
「他社に持って行かれたくないときは原稿を確保する」
「全く才能無いと思ったらそっこうで突っ返す」
(2)新妻エイジの漫画家への説得のために訪問してきた少年ジャンプ編集長に
エイジは要望する
「嫌いなマンガを終わらせる権限が欲しい」と。
(3)秋人、恋の修羅場
高木明人シュージンの実家に、同級生で秀才の岩瀬とかやがきていた。
女子二人ともシュージンと交際していると思っていたらしい。
しかし、シュージンはどちらとも交際していると思っていなかった。
つまり、3人の勘違い。
岩瀬はマンガを辞めるようシュージンに頼むが、シュージンは断る。そして岩瀬は帰っていった。
かやはシュージンとつきあうことになる。
もてるシュージンだった。
(4)再度、最高とシュージンは集英社を訪れる。
そこで、佐々木編集長と会う。
「面白いものは連載される当たり前だ」
といわれる。
(5)高校に二人とかやは合格した。同じ高校に通う。
(6)赤丸に掲載が決まる
(7)卒業式の日に、あずきと最高は互いに確認し合う。
「いつまで待っててくれますか?」
「ずっと待ってる」だった。
(8)この世は金と知恵のネームに取りかかるが、赤丸の結果を聞き、一位のエイジの存在が大きくて、がっかりする。このとき、アンケートは3位だった。
二人は、書き上げたネームを川に捨てて、より上を目指そうとする。
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バクマン。3巻
(1)エイジと亜城木(最高とシュージンのペンネーム)が少年ジャンプ編集部で対面する。亜城木はエイジの天賦の才を感じた。
亜城木たちの連載はなかなか決まらなかった。
(2)エイジのアシスタントになる最高。エイジのアシスタントをすることで、なにかヒントをつかむ
(3)最高とシュージンのコンビに亀裂が入る。シュージンの原作、ネームがうまくいかない。
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バクマン。4巻
(1)仲間割れ、そして元通り
最高は一人になってもマンガを描くことを決める。シュージンのネームがなかなかできないことに対していらだつ最高。
(2)他の作家たち
中年の中井さんは美人の蒼樹さんとコンビを組むことになる。
歌手のKOOGYは新聞で漫画家デビューを発表した。これは他の新人作家の不利になると少年ジャンプ編集部に殴り込む福田たち。
(2)ようやく、疑探偵TRAPの連載が決まる
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バクマン。5巻
(1)TRAPの連載が決まって、担当が服部から港浦に変わる。
服部と一緒に連載に向けてがんばってきた亜城木であった。
しかし、編集部の指示であるため仕方なかった。
連載に向けてベテランのアシスタント小河さんが加わる。また女性の加藤さんも加わる。
(2)新年会で鳥嶋取締役と会う。ドクタースランプのマシリトである。
KOOGYが蒼樹さんコンビを組むと発表する。
中井は、蒼樹さんを説得するために、公園で説得をしようとアピールする。
(3)あずきは、事務所から水着写真集を出すよう提言されていて、どうするか悩んでいた。結局水着写真集はださなかった
(4)平丸先生がエイジの仕事場へ逃亡する。
吉田氏が刑事のようにおってきた。
(5)蒼樹さんのハイドアウトドアは順位が落ちていた。しかし、中井さんのアドバイスでなんとか順位が上がるようになり、二人は良いコンビになろうとしていた。
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バクマン。6巻
過労がたたって仕事場で倒れ入院する最高。
少年ジャンプ編集長は、亜城木たちが高校を卒業するまでTRAPを休載することにした。
これに対して最高は入院中でも連載を続けたいと意志を伝えるが、編集長に却下される。
それでも、マンガを描くことを辞めずに、入院中でもマンガを描き続ける最高だった。
あずきも見舞いに来てくれた。
福田たちは、高校卒業するまで亜城木の作品が休載されることに不満を持ち、連載されるまで、自分たちも休載するとボイコットする。担当ともめる福田たちだった。
退院後、編集部に早く連載されるよう亜城木は直談判に訪れた。
亜城木のマンガに対する情熱と姿勢を知る編集長はようやく納得し、早く再開できるように了承してくれた。
<平丸先生>
逃亡して、亜城木の仕事場にも現れる。
すぐに吉田氏につれていかれる。
ポルシェを買って、亜城木たちに見せびらかしにきた。 -
バクマン。7巻
(1)疑探偵TRAPの連載が打ち切り、落ち込む亜城木
(2)蒼樹さんと中井さんのハイドアウトドアも打ち切り
(3)港浦ともめる亜城木
月例賞トレジャーに内緒で応募して、少年ジャンプ編集部でもめる
(4)中井さんは高浜さんのアシスタントになる
(5)亜城木の次のマンガはギャグマンガ
(6)岩瀬は蒼樹さんが通っている大学とおなじ学生だった。岩瀬は、蒼樹さんにシュージンと会えるようセッティングを頼む
<平丸先生>
まだ蒼樹さんと交流無し
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バクマン。8巻
(1)動物園で、蒼樹さんと岩瀬さんとシュージンが会う。
岩瀬はシュージンのことが忘れられず、なんとかして自分の方に向いて欲しいと思っていて、マンガの原作を書くことにする
(2)次回作「走れ大発タント」が読み切りで一位を獲得するが、まだ連載できず。
(3)編集部から中井さんと組むように説得された蒼樹さんは、中井さんと打ち合わせするが、中井さんがつけあがり、蒼樹さんと交際をすることを条件にする。
怒った蒼樹さんは中井さんをひっぱたく。
(4)蒼樹さんの画力向上のために、中学の同級生で漫画家の石沢を蒼樹さんに紹介する。しかし、石沢の要求にうんざりしてしまう。
(5)ふられた中井さんは、故郷に帰ることにした。
(6)高浜君が編集長に担当を変えてもらえるように直訴した。そこで佐々木編集長は、
「自分の描きたいものが描かせてもらえない、これは自分に才能が無いと自ら認めていることだ」と言い放つ。
(7)岩瀬とエイジがコンビを組む
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バクマン。9巻
(1)岩瀬とエイジはコンビは組んだ。
そして、少年ジャンプで連載が決まる。つまり、新妻エイジは、少年ジャンプでくろうとプラスナチュラルの2本を連作することになる。
(2)福田組の集会
福田組のメンバーは、エイジの仕事場で会合を開くことになった。そこへ岩瀬も呼ばれた。
しかし、プライドの高い岩瀬は、みんなで作品に対して意見を出し合うようななれ合いは不要と言って、帰ってしまう。
また、福田は、エイジに、2本を連載するよりも1本の連載に集中した方がよいと提言する。
しかし、エイジは、描きたいから2本描くと回答する。
(3)結婚の承諾を得るためにシュージンはかやの両親に会う
学生ながらも結婚することにしたシュージンとかや。
親と会って話していると、かやの父親は、最高のおじと親友だったことがわかる。
(4)アシスタント折原くん登場
(5)岩瀬は編集の服部哲に恋をする。しかし、服部は相手にしない。
(6)タントでは、亜城木の才能が開花できないと認識した亜城木は、編集長にタントをやめさせてもらい、他作品を連載できるように直談判をする。
バクマン、他の感想
バクマン。漫画家への道、少年ジャンプは友情と努力一覧
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