国家間の問題というのは、一筋縄ではいきません。お互い、生死を分けて国家の利益を取り合うわけで、みんな仲良くなどと言っているとそのうち自分の取り分まで取られてしまいます。そこで、頭の良い国は、まず自分の取り分をきっちり抑えてから、残りを他の国に与えます。そして、頭の良い国は、取り分をコントロールするのです。そうすれば、自分の国が不利益になることはありません。
この頭の良い国がアメリカで、不利益になるのが日本、東南アジア諸国です。
アメリカはいかに正しいことを言っているようであっても、自国の優先しか考えていません。トヨタ自動車がアクセルとブレーキを運転者が踏み違えていたのにかかわらず、自動車に取り付けられたCPUの誤作動によって、ブレーキを踏んでも自動車が止まらないとしたリコール問題。アメリカの敵、恥を知れ、とまでトヨタ自動車は罵られました。一方、アメリカ国内の自動車メーカーGMはエンジンを始動する点火スイッチの不具合を10年以上放置したとされる問題があっても、大きく糾弾されていません。あれ?何この静けさは、てな感じです。理由は、トヨタ自動車が売れすぎて、トヨタ自動車を排除したかったからです。トヨタが外国の企業だからです。GMはアメリカ国内メーカーですから、非難しません。「恥を知れ」ともいわれません。アメリカとはこういう国なのです。自分大好き人間国家なのです。一種のわがまま国家です。こういう国と日本は同盟を結んでいるのです。ほんとに必要な同盟かとも思えてきます。もともと歴史的に日本とアメリカは仲が良かったわけでもありません。江戸末期に不平等条約を結ばれていますし、明治時代、ハワイがまだアメリカの州になる前の独立した国家のときでも日本はアメリカに敵対しました。つまり、日本とアメリカは思想的に異なる国家同士です。そう考えるとなんだか納得がいくような気がします。たぶんイギリスのほうが日本は似ているのではないかとも思えます。やはり、国王が統べる国同士のほうが思想が合うのではないでしょうか。
国というのは自国の企業、国民が繁栄すれば良くて、外国、外国人が利益を出すのは許さない、というものなのです。そのために、領土問題、資源問題では、戦争になってでも奪いあう現在です。日本は平和すぎて、他国と争い奪い合うというハングリー精神が少なすぎます。戦争放棄は結構ですが、競争はいつの時代も生死問題です。だからこそ、外交において、相手の弱みを握り、取引を重視するのです。駆け引き、ポーカーフェースです。
中国、韓国問題
中国と韓国が羨ましい
日本は、中国、韓国と領土問題でもめています。以前はなにも問題のなかった領土問題ですが、ココ数年で突然ヒートアップしてきました。もともと日本の領土であるとお互いが認識していたのに、資源がでてくると突然自分の領土だと主張し始めたのです。
日本政府は外交が下手で、取引もできません。そのため、他国に自国領土内への侵入を許す結果となりました。そのうち、中国は尖閣諸島へ上陸し、実効支配を進めるものと思われます。好き勝手にできる中国と韓国が羨ましいとお思います。日本であれば、国内、世界から非難されてしなう行為が中国と韓国では許されてしまうという不条理です。
皮肉を込めて、好き勝手ができる中国と韓国が羨ましい。
嘘を発表しても平気な精神
ありもしない嘘を世界に向けて発信しても誰からも咎められない精神と国民性が羨ましいと思いました。
日本なら、嘘をつけば社会的にも精神的にも責められてしまいます。例えば、STAP細胞の小保方さんと同じように。
中国は、「南京で30万人虐殺」とドイツで講演しました。30万人といえば、ちょっとした都市に匹敵する人数です。誰も人数を数えたこともないし、それだけの数の人が殺されてしまえば、いったい死体は何処に埋められていて、誰がそれだけの数の死体を埋めたのでしょうか?やっぱり旧日本軍がわざわざ埋めたのでしょうか?
どんなに戦争中でも民間人を故意に殺害することは重罪ですし、占領後に人が必要なはずですから、人材は貴重な財産です。最初から虐殺目的の戦争でなければ、わざわざ、大量に殺害する理由はありませんが、旧日本軍は虐殺のために戦争を起こしていません。
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