少年ジャンプ 北斗の拳 10巻 南斗の帝王の巻 ジャンプコミックス

少年ジャンプ 北斗の拳 10巻 南斗の帝王の巻 ジャンプコミックス

昭和60年掲載
義星のレイと妖星のユダが戦う。 レイの圧倒的技とその美しさの前にユダは太刀打ちできない。

しかし、知略のユダは、ダムを破壊し、水を村に引き込み、レイの脚の動きを奪う。
レイの南斗水鳥拳は、脚力により跳躍して相手へ攻撃を加える。そのため、脚の動きを封じられることは技を繰り出すことができず、無力となってしまった。

しかし、レイは、手のひらを水面に当てて、逆立ちをするように水面から腕立てをするような格好で、抜けだし空中に逃げ、ユダへ、奥義飛翔白麗を放つ。

両肩をざっくり切断され、レイの掌が両肩に刺さるユダ。 レイの両腕を両肩から外し、意外にも自分の胸にレイの両拳を突き刺す。

実は、ユダはレイの技にあこがれていた。 あこがれ故に憎しみが勝ってしまった。レイに寄り添い死ぬユダ。

戦いの終わったレイは、一人で館に入り、死を迎えた。

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南斗聖拳最強の男、サウザーは、自分の権威を鼓舞するためにピラミッドを作っていた。

遠くから歯がゆくも眺めるラオウ。

ラオウは、ケンシロウの傷が癒えておらず、今すぐにサウザーと戦うべきではないと思っていた。

一方、 ケンシロウは、サウザーの手下に追われていた親子を助けた。

そこへ、新たに、南斗六聖拳の一人、白鷺(はくろ)拳のシュウが現れる。 シュウは、サウザーに抵抗するレジスタンスであった。 しかし、シュウがケンシロウの味方かどうか今はわからない。

シュウは、ケンシロウの力を確かめるべく、ケンシロウに戦いを挑む。

シュウは、盲目でありながら、相手との間合いをつかむ。

シュウは、両目付近に額から目のくまにかけて傷があり、ケンシロウとほぼ同じ体格をした盲目の武将である。

南斗聖拳の派閥ではめずらしく、脚を主体とした技を繰り出す。

シュウは、奥義烈脚空舞により、逆立ち状態で、素早く脚を使い攻撃をする。

今までみたことのない技に対してケンシロウは、相手が盲目であることから、見えない恐怖を相手に与える攻撃を行う。

一撃を与えたケンシロウは、シュウの技に殺意がないことに気づいていた。

シュウは、サウザーを倒せる男であるケンシロウを待っていたのだった。

実は、ケンシロウは、シュウ、サウザーとも幼い頃に出会っていた。

時はさかのぼり、ケンシロウが幼少の頃。

ケンシロウは、ラオウによって、南斗聖拳との他流試合10人組み手に出ていた。

この10人組み手は、敗者は死を意味した。

最後10人目に、まだ盲目でなかったシュウが相手になった。

シュウの実力はケンシロウを上回り、ケンシロウが負けた。 ケンシロウが死を覚悟したとき、シュウが自分の目の光と引き替えに、ケンシロウの命を救った。

つまり、シュウが盲目となった理由は、ケンシロウの命を救ったためだった。

シュウたちは、地下鉄が通っていた鉄道線路をアジトとしていた。

「聖帝様のご視察だ 」
「汚物は消毒だ」、汚い格好をした人物をサウザーの手下が火炎放射器で焼き殺すのシーンがある。


南斗鳳凰拳を伝承者であるサウザーと戦うケンシロウ。

サウザーは、額にほくろがあり、筋骨隆々タイプである。 自分の南斗鳳凰拳が最強であるという自信にあふれていた。

ケンシロウが放った秘孔によりサウザーが負けると思われたが、サウザーは、不死身であった。

北斗神拳の秘孔がサウザーには通じなかった。

逆に、ケンシロウは瀕死の重傷を負いとらわれてしまった。

サウザーは、ケンシロウを殺さず、聖帝十字稜の人柱とするつもりだった。 サウザーのアジトに、シュウの息子シバが潜り込み、ケンシロウを助け出す。 しかし、ケンシロウの負った傷は深く、子供のシバが、シュウの元までケンシロウを届けることは難しい。

さらに、追っ手が迫った。 シバは、自分の体に巻いたダイナマイトを使い、追っ手を防いだ。

ケンシロウは、なんとか自力でシュウの元に戻ろうとするが、気絶する。

そこへ、巨大な馬に乗ったラオウがケンシロウを助ける。ラオウは、ケンシロウの天賦の才を利用し、サウザーを倒そうともくろんでいた。

シバのことを説明するケンシロウ。

シュウは、ケンシロウを責めることなく、シバの行動に誇りを持っていた。 シュウの基地を突き止められ、サウザーと戦うシュウ。

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