伊賀の影丸 1巻 半蔵暗殺帳の巻

伊賀の影丸 1巻 半蔵暗殺帳の巻 感想、あらすじ、ネタバレ

1961年頃〜少年サンデー掲載(掲載年については、要調査)
文庫版に掲載された順序と少年サンデーに掲載順とが異なるようだ。

<あらすじ>
深夜、服部半蔵屋敷に賊が忍び込む。

賊は、服部半蔵の寝室の天井から、眠り薬が含まれた煙をたいた。 異変に気づき目を覚ました半蔵であるが煙で眠らされた。

賊は、柱に隠されていた謎の巻物を奪い取った。

 賊が屋敷から逃げていくのを待っていた半蔵の部下。

しかし、賊の仕掛けた罠にかかり足を負傷する。逃げる賊。 半蔵の部下は、笛で仲間で賊が逃げたことを知らせる。

賊は、川に向かい、船頭に変装し逃げようとしていた。賊は、町人を殺していたので、その町人の死体をほかの場所に隠そうと運び出す。 実は、町人の死体と、半蔵の部下が入れ替わって、待ち受けていた。 賊と半蔵の部下が戦うが、それぞれ相打ちとなり、賊は、川岸に寄せていた小舟に倒れ込み絶命する。

小舟は、川下へ流れ、町の人に発見されて、役人が、死んだ町人(賊)を調べる。 役人は、賊が持っていた巻物を奉行所に届けた。

服部半蔵は、部下に命じ、奉行所の役人を始末させる。 そして、巻物を奪い返した。安心したのもつかの間、半蔵の部下のあとをつけていた賊の仲間がいた。

半蔵の部下は、賊の仲間と戦い敗れ、犬に巻物を半蔵へ届けさせようとしたが、半分だけしか半蔵へ届けることができなかった。

賊は、残りの巻物を奪うために、半蔵屋敷へ侵入をくわだてる。

その動きを予想し、伊賀忍者総出で残りの巻物を守ろうとする。

しかし、巻物を守るために配置された伊賀忍者は、すべて全滅してしまった。

「やつらと互角に戦えるのは、影丸だけでございます。」
そう言い残し、生き残りの伊賀忍者は息絶えてしまった。

服部半蔵は、現在大阪にいる影丸へ至急戻ってくるよう伝令を飛ばす。

影丸が大阪から、江戸へ向かう途中で、賊たちが影丸を迎え撃つ。

賊たちは、影丸を倒してしまった。

そして、ご丁寧に、影丸の亡骸を半蔵の元へ届ける。

影丸の亡骸を見て驚愕し、残念がる半蔵。

影丸が死に、余裕で半蔵屋敷を捜索しようとする賊たち。

しかし、賊が半蔵屋敷をあとにしようとしたときに待ち受ける男がいた。

影丸だった。

影丸は死んだはず。そう思った賊であったが、今戦う影丸の能力は、先に殺した男のものとは比べものにならないほど腕達者であった。

影丸に敗れた賊。

影丸は死体のそばの木に、自分の名前を書いた紙を手裏剣ではり付ける。

寒月斎に報告する賊。 寒月斎は、影丸を倒したという報告を以前受けたときに、まさか倒せるとは思わなかった。

賊は、影丸だと思って倒した男が、影丸だったかどうかを確かめるため、墓をあばいたがそこに埋められた男は、影丸でなかった。

その様子を隠れて伺っていた影丸。

賊の一人のあとをつけ、倒す。

そして、賊になりすまし、寒月斎のあとをつける。 しかし、寒月斎のあとをつけても追いつけない。

おそるべし寒月斎の忍術。

服部半蔵に、ことの成り行きを説明する影丸。

服部半蔵は、寒月斎のことを知っていた。 影丸の報告で、寒月斎がより腕達者な忍者を呼び寄せることを知った半蔵は、このまま影丸一人では賊達に、太刀打ちできないと考え、地方の忍者を呼び集めることにした。

影丸は、霧丸と大三郎を倒した。

ちょうどこのとき、寒月斎の元に新たな部下が集まっていた。

一方で、服部半蔵屋敷には、地方から地獄谷の忍者が呼び集められた伊賀忍者が集結していた。

大胆不敵にも、新たに集められた賊の一人が、天井裏から盗み聞きをしていた。 天井裏に、敵が盗み聞きをしていることを察知した半蔵の部下が、刀を天井へ投げつける。

天井裏から逃げ出した賊は、全身が黒装束に包まれており、顔もわからない。

新しく集められた地獄谷の忍者の一人は、多くのフクロウを操るという忍術で、黒装束の賊に襲いかかる。

かろうじて逃げ出した黒装束の賊は、賊のアジトに戻るが、一匹のフクロウがあとをつけていたことに不審を抱く。

そのフクロウは、やはり、地獄谷の忍者の一人、フクロウの甚内が育てたフクロウだった。

半蔵の部下達は、飛騨忍者のアジトを急襲しようとするが、飛騨忍者は、そのことを察知しており、罠を仕掛けていた。

半蔵の部下達が屋敷にはいると、仕掛けの爆薬が炸裂し、屋敷はふっとび、半蔵の部下達はちりぢりに分かれた。

伊三次が、飛騨忍者の一人と戦い敗れてしまう。 フクロウの甚内は、横たわった伊三次の亡骸を見つける。

半蔵の部下達は、伊三次の死体を埋葬する。

しかし、伊三次と思われた男は、実は、賊が化けたものであり、仮死の術で死んだと思わせたものであった。 夜になると、伊三次に化けた男は、墓よりはいだし、巻物を捜索する。 半蔵の部屋を捜索するときに、半蔵が起きないように眠り薬をたいていた。

翌朝、半蔵は、何かをかがされたことによる頭痛を訴え、何者かが屋敷に侵入したのではないかと疑う。

それを聞いた半蔵の部下は、屋敷の外ばかりではなく、屋敷内にも注意をくばるようにする。

案の定、屋敷内に潜んでいた賊をフクロウが見つけ、賊の一人を倒す。

さらに、賊の亡骸を使って、ほかの賊達を一気に捕らえようと画策する。

賊のアジトをまた見つけ、襲撃を企てるが、また、影丸達は罠にかかってしまう。

フクロウの甚内は、フクロウの習性を利用され倒される。 影丸たちは、賊を捕らえ、寒月斎の居場所を聞き出す。

寒月斎の元へ向かう影丸達。

最後の決戦である。

次へ。