風の谷のナウシカ(宮崎駿 hayao miyazaki)、感想ネタバレ 7巻最終巻 真実

風の谷のナウシカ 7巻最終巻 真実

1993年〜1994年アニメージュに掲載
概要:
映画「風の谷のナウシカ」とマンガ「風の谷のナウシカ1〜7」はストーリーが全く異なり、別物である。
 映画版のナウシカは、ほぼ、漫画版のはじめの部分のみについてまとめたに過ぎない。映画版がつまらないと思った人は、是非、漫画版をおすすめする。
 マンガの風の谷のナウシカは、映画の一部の話からさらに、進み、2大勢力国家、トルメキアと土鬼の戦いと、そして、腐海、人間の存在理由にまで広がっている。
 もし、7巻で終わらずに、そのまま掲載されていけば、まるで、手塚治虫先生の火の鳥のように広大な物語になったと思わせた。

風の谷のナウシカ 7巻のあらすじ

(1)巨人兵誕生
(2)真実
(3)おわりへ

(1)巨人兵誕生

巨神兵が生まれた。火の七日間と呼ばれる戦争に使用された悪しき兵器といわれた巨神兵である。

生まれたばかりの巨神兵は、アクセサリーのような小さな機械を持っていたナウシカを母と思っている。

外見は、骸骨のようで巨大な人間のような形態をしている。 巨神兵は、戦争のために造られており、戦うことを好む。 戦う相手がおらず、いらだつ巨神兵。
手のひらの上にのっているナウシカは、巨神兵をなだめる。

墓所のあるシュワへ巨神兵とともに向かうナウシカ。 巨神兵は、まるで人間の赤子のように知能がある。 ナウシカは、巨神兵にオーマという名前を与える。

途中で、トルメキアの二人の皇子と出会う。

皇子たちもシュワへ向かう途中であった。

巨神兵から発せられる光は、普通の人間にとっては、有害である。 その光と疲労によってナウシカは、倒れ、トルメキア軍に介抱される。

一方、不老不死といわれ、ヒドラとなった皇兄が死んだことで、土鬼の族長たちは、トルメキアのクシャナに自分たちの国へ帰るよう進言する。

しかし、クシャナは、ナウシカが向かったシュワへ向かうために、船を借りたいと申し出る。

土鬼の各種族は、トルメキア軍を恨んでいる。 その中の種族が、クシャナを殺そうとした。 クシャナを守るために身を挺してかばうユパ。 体に多くの剣、槍を突き刺され、立ちすくむ状態の時に、僧正がユパに重なり出現したように見えた。

土鬼たちは、僧正の出現に畏れ、クシャナをおそうどころか平伏してふれ伏した。

 ユパは、土鬼たちに話しかける。

そこへ、土鬼の子孫チククがやってきて、クシャナと友達になろうとする。

(2)真実

 ユパの死を第六感で感じ取ったナウシカは、トルメキア軍の船で介抱されていた。 そして、船から離れ、巨神兵オーマとともに向かうつもりでいる。 二人のトルメキア皇子も一緒に行くつもりはなかったが、行くといってしまう。

リス?キタキツネ?のテトの亡骸を埋めるために、地面に降りる。 そこに、遊牧民のようないでたちをした大柄な男がいた。 ナウシカに話しかける。

オーマが倒れ、休息が必要であることがわかる。 そこで、男は、ナウシカにも休息を進める。

いつの間にかお風呂の湯船に体全身が浸っているナウシカ。 お風呂から上がり、部屋をうろついていると、二人の皇子が、ピアノを弾いている。

そのピアノを弾いているときに、ナウシカは、なにか思い出す。異変を感じ、超人的な瞬発力で屋根に登り、周辺を高いところから見渡すと、ヒドラが稲穂か大麦か、刈っている。

そして、音もなく上空を通り過ぎるガンシップを見つける。

この地域は、外部から遮蔽され、気づかれないように仕組まれていた。

この庭園から、逃げ出そうとして行動をとるも、男がじゃまをする。 男は、庭園の主と呼ばれる。 庭園の主は、ヒドラで、体を女にも変える能力をもつ。そして、相手の心にも入り込む。

この庭園の存在について、ナウシカに説明する。 そのとき、森の人セルムが精神をとばしてやってきた。

それに気づき、庭園の主も幽体離脱のように精神が魂のように肉体を離れる。 庭園の主は、森の人セルムに、セルムの先祖もこの庭園にやってきたことを伝える。

そして、腐海のつきる場所に達しても、今の人間の肉体的構造では生きられないことを説明する。

毒のない正常な環境では、今の人間は生きられない。

今の人間は、わずかな毒のある環境が正常な環境である。 その話を聞き、ナウシカは、答えが見つかった。

今の人間は、現在の毒にまみれた環境で生きられるように、改造をくわえられた結果である。

そして、腐海は、毒に浸食された大地を正常化して、毒を無害化するためのシステムであった。その役割の一端を虫たちが果たしていた。  つまり、腐海や王虫(虫が3つ)、虫たちも地球を正常化させるために、愚かな人間が作り上げたものであった。

(3)おわりへ

ナウシカは、虫使いたちとともに、シュワの墓所へ向かう。 すでに、オーマが墓所へ向かっていた。

墓所には、トルメキア王とそのトルメキア軍が墓所へ攻撃を仕掛けていた。 墓所は、深い堀を四方に張り巡らせて、一つの連絡通路のような橋がもうけられていた。 トルメキア軍は、橋を使って、墓所への入り口を確保しようとするが、墓所の攻撃を受けて、進軍できないでいた。

そこへ、巨神兵のオーマが出現し、墓所へ、攻撃を加える。

攻撃によって、打撃を受ける墓所。

しかし、墓所もオーマに痛恨の一撃といえる光線を与える。 損傷し、墓所の堀に落下し落ちていくオーマ。

オーマの映像をテレパシーで受け取るナウシカ。

オーマと墓所の攻撃による衝撃で、墓所の周辺一体は、吹き飛んでしまった。

その後、かけつけるナウシカ

トルメキア軍もほぼ全滅した。 トルメキア王が周りを見渡していると、

そこへ、墓所から使いの者が現れた。 墓所の地下へ案内する。

また、ナウシカも墓所に着き、地下へ向かう。

二人は、墓所の主といわれる中枢へ招かれる。

そこで、人類の交換計画について説明される。

交換計画は、今の人間を正常な環境に置き換えても生きていけるように改造し、正常な環境で生きられる人間を生産させる。

この計画に賛同してほしいと墓所の主が申し出るが、ナウシカ、トルメキア王は拒否する。

墓所の主は、二人を精神的に破壊しようとした。 そこに、森の人がナウシカを守る。 ナウシカは、オーマに呼びかけて、オーマの光線をナウシカのもとに放射するよう命令する。

オーマの光線により、墓所は、弱り、オーマが墓所の主を握りつぶす。 そして、オーマは、瀕死の重傷であり、ナウシカに見守られて死ぬ。

トルメキア王は、墓所の主の光を浴びすぎ瀕死の状態となった。 トルメキア王は、クシャナに王位を譲り死ぬ。

オームの体液、墓所の主の体液も同じという事実があった。

その後、

ナウシカは、土鬼にしばらくとどまり、風の谷にもどったとも森の人のもとに行ったとも伝えられる。

クシャナは王位に就かず、トルメキアのために尽くした。

以上

関連リンク

風の谷のナウシカ 4巻 土鬼王族の末裔チクク
風の谷のナウシカ 5巻 死を覚悟するナウシカ